■文献

〇酒井隆史 2023 「「「穏健派」とは、世界で最も穏健じゃない人たちのことだ」──「エキセン現象」をめぐる、なにやらえらそうな人とそうじゃない人の「対話」」,『賢人と奴隷とバカ』,pp.170-194,亞紀書房

〇酒井隆史・山下 雄大編 2025 『エキストリーム・センター 』,以文社 [Amazon]
―酒井隆史「「資本主義を語ろうとしないものは、ファシズムについても口をつぐまねばならない」──『エキストリーム・センター』序文
―ピエール・セルナ(酒井隆史、山下雄大・訳)「21世紀の最初の四半期にあって極中道をいかに定義すべきか──あるいは現代政治―を照らし出すフランス革命期のひとつの撞着語法の出現について」
―三宅芳夫(聞き手=編集部)「極中道(エキストリーム・センター)とは何か」
―山下雄大「自由なき自由主義、そして訪れるテルミドリアン・モーメント ──ピエール・セルナ『極中道あるいはフランスの毒(一七八九年 ─ 二〇一九年)』を読む」
―佐々木夏子「メディアとマクロン──「ポップ・ファシズム」の覇権を支える無責任な人びと」
―アルベルト・トスカーノ(酒井隆史・訳)「レイト・ファシズム」
―菊地夏野(聞き手=編集部)「フェミニズムをめぐる困難と希望 ──「エキセン」現象から考える」
―デヴィッド・グレーバー(小田巻郁哉・訳)「中道(センター)は自滅する──「EU離脱(ブレグジット)選挙」のケアと悪意 」
―林凌「ヴィジョンなき〈未来〉──脱政治実践としてのパソナパビリオン」
―渡辺一樹「コンポジションの政治──統治性と戦略をめぐる経験的考察」

■言及

◯酒井隆史 20231218 「「「だれがみずから自由を手放すだろうか」──2010年代と現在をめぐって 酒井隆史インタビュー」,以文社=https://www.ibunsha.co.jp/contents/sakaispecial02/

「日本語圏で近年すすんだリベラルの語彙体系の増殖の含意のひとつは、資本主義と国家というフレームのゲームについてはもう逆らわないし、疑わない、という態度変更があるようにみえるのです。これは深刻だとおもっています。おそらく、この「リベラル」化は、述べているように、「歴史修正」を常態化させるだけではない。現代の「リベラル」化は、エキセン(エキストリーム・センター)の趨勢のうちにあって、それを相対化できないリベラルですから、むしろ、それによって右傾化への歯止めが飛んだ、底が抜けたといってもいいとおもいます。」

◯吉田徹 20240918 「「極中道」は民主主義の救世主か、破壊者か」,中央公論.jp https://chuokoron.jp/international/125657.html

「ヨーロッパは常に新しいイデオロギーや政治コンセプトを生み出してきた場所だ。コミュニズム(共産主義)やソーシャリズム(社会主義)は言うまでもなく、20世紀に入ってからの新しいイデオロギーといって良いであろう、ファシズムをも生み出した。
 その地では近年、「極中道(きょくちゅうどう)(「エキストリーム・センター」もしくは「ラディカル・センター」)」という聞き慣れない言葉が流通するようになってきた。」

◯酒井隆史 2023 「「中立」の立場から差別する過激中道[エキストリーム・センター]」,『奴隷と賢人とバカ』,亜紀書房:不詳

■人

〇アルベルト・トスカーノ

〇タリク・アリ (Wiki⇒ https://en.wikipedia.org/wiki/Tariq_Ali
⇒「The Extreme Centre: A Warning 」(2015)
...ラディカル派知識人

〇デヴィッド・グレーバー

〇ピエール・セルナ
…フランス革命論の中で出てきたもの。

■キーワード

脱政治性、左右の対立への忌避、レッテル貼り

■イベント

◯2025.04.26 めがぎが寺子屋 酒井隆史さんと一緒に『賢人と奴隷とバカ』を読む

第二回 エキセン(獄中道)現象とはなにか?――エキセンvsバカ

投稿日:2025/03/11

修正日:2025/04/20 -> 2025/04/26 -> 2025/09/07