■ログ

20250319ーAmazonから購入。とりあえず文庫版をAmazon様から無事落手。このページを作った。

20250502 色々あって読めていなかったが続きを読み出した。p.77

■本頁の目的

『自由論』の読書会をするということで、読んでいる。個人的なメモをここに残そうと思います。

あくまでも読書会のためのメモ(レジュメ)です。


■メモ

ページ数は、『完全版自由論:現在性の系譜学』(河出文庫)によります。

  • はじめに p.009
    • 96年から書き始めたということ p.9
    • 「どうにもそれが「古い権力の行使形態」として「豊かな社会」になれば一掃される争点とは考えにくかったし、七〇年代「新左翼」の諸々の争点がもはや古びているとはおもえなかった。」(p.11)
      • この問題意識は私も通底しているように思う。<68年>後の新左翼の問題意識と、それがどうしてか、流されてしまったことをどう考えるかということが私が考えようとしていることでもあるから。
        • 立岩さんが言っていたことは「さてここまで、結局、復習に終始した。次があるとして、何を書くか。その喧嘩の様子を「後世に伝える」ためにすこし書いてみることも必要なのだろうと思う。私に――精神医療の方は別の雑誌で少し書いてみているわけでが――どれだけ書けるだろうかとも思うところはあるのだが、すこし足してみるかもしれない。そして、そんな対立にはまっていない周囲から見ると何をやってるんだかよくわからない「論争」からすこし離れたところから、「私が決める」というあっさりした、しかしはっきりした主張が現われ、その線でかなりのところまでやって来れてきたことを言い、しかしそれでも残されるものはあること、その時、むしろより古い層にある、不毛とも見える争いにおいて言われたことから受けとるものがある、そんなことを言うことになるのだろうと思う。」(立岩真也『もらったものについて・8』)ということだった。
  • 序章 新しい権力地図が生まれるとき——〈運動〉以降 p.015
    • スクウォット(⇒https://www.arsvi.com/d/hrj.htm#06),アウトノミア(⇒http://www.arsvi.com/d/autonomia.htm
      • 麻生 令彦 19830915 「クロニクル 七〇年代イタリア革命的左翼――アウトノミアを中心に」(『インパクション』25、インパクト出版会)
      • 単にイタリアで連想しただけだが、イタリアのアナーキズムをグラムシ論から少し調べた。以下の論文を見つけて読んだ。
        藤岡寛己. (1994). グラムシとアナーキズム勢力 (一九一九-一九二〇). 一橋論叢111(2), 413-430.
    • イタリア・アウトノミアは、イタリアにおける(70年代の)新左翼運動の「ピーク」だった。
    • パオロ・ヴィルノ(p.20)
    • 68→77の、動きの向きを変えた、運動というモチーフ。
      • エキストリーム・センターとかにつながっている?
    • 【2】テロリズムと市民社会のシミュレーション
      • 赤い旅団
        • アルド・モーロ暗殺事件(1978)
      • 戦争におけるグラムシ=陣地戦の無効化(p.38)
      • multitudes p.57-58
        • 代表=表彰の不可能性 p.57
      • プーランツァス p.75
      • 国家の脱統治性化という議論 p.77

■諸リンク

〇Arsvi.com⇒ 『自由論――現在性の系譜学』 酒井 隆史 20010723 青土社,452p. http://www.arsvi.com/b2000/0107st.htm

〇酒井隆史 20231218 「「「だれがみずから自由を手放すだろうか」──2010年代と現在をめぐって 酒井隆史インタビュー」,以文社=https://www.ibunsha.co.jp/contents/sakaispecial02/
「「──そうした言説が日本の1968年に対する反動の一環としてあらわれた。
酒井  そうおもいます。あの社会学者によって書かれた分厚い日本の1968年論は典型的です。『賢人と奴隷とバカ』でも、すこしふれていますが、世界的にはネオリベラリズムの浸透とそれに対する左派の順応の過程──左派の「リベラル化」とここではまとめます──で起きている、諸領域にわたる「歴史の書き直し」が問題になって、それとの格闘がひとつの焦点です。フランス革命からレジスタンス、1968年などが、近代史のさまざまな地点の意味が重要な知的アリーナになっている。
ところが、日本では歴史修正主義というと、15年戦争、とりわけ従軍慰安婦をめぐる言説に集中する傾向があります。それによって、こうした歴史認識全体で起きている動向がみえなくなっていて、たとえば1968年をめぐる言説でなにが起きているのかもみえにくくなっているようにおもいます。これはもちろん、日本におけるエキセン現象の強度と関係しています。」

■内部リンク

デイヴィット・グレーバー
  □ナンシー・マン
  □テレンス・ターナー

酒井隆史

68年論

投稿日:2025/03/20

修正日:2025/03/19 -> 2025/03/20 -> 2025/03/21 -> 2025/04/15 -> 2025/05/02