20260211日誌:それで、そのときは海
2026.02.13 金それで、そのときは海にいた。早く時間が過ぎてほしくて、同時に時間が過ぎてほしくないと思うような時期で、それで海にいた。海に行くと、歩くしかないから歩いた。ヘッドホンで、サカナクションを聴いた。風切音と音楽が混ざった。暗くなりかけた、暗くなるかもしれない時間で、それでも日は長かったから、何時間も歩いた。何時間も歩いて、漂着物を見た。漂着物をみていたら何時間でも歩けると思った。
絵を描いているおじいさんがいて、おじいさんがわからないけれど、私が海を歩く時間にいるということはたぶん定年かなにかした人で、そのおじいさんは絵を描いていた。夕日の絵を描いていた。その絵は私はちゃんと見たことがなくて、何年か経って、私はその絵を見た。たしかネットで見た。それでこれはあのおじいさんだったんだと思った。
多分その時は疲れていて、それで少し鬱みたいになっていて、それで私は歩いた。
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