■紹介
人類の歴史上もっとも古くから知られ、恐れられてきた病気の一つであるハンセン病は、らい菌(Mycobacterium leprae)が主に皮膚と神経を侵す慢性の感染症ですが、治療法が確立された現代では完治する病気です。1873年にらい菌を発見したノルウェーのアルマウェル・ハンセン医師の名前をとり、ハンセン病と呼ばれるようになりました。
■文献
「「ハンセン病者の「生活世界」のことはようやくいくらか書かれるようになって、それはそれでよいことではあったが、各療養所やその全国組織の運動についてはあまり書かれたことがなかった。そのことはずいぶん前から気になっていて、市野川容孝との対談(市野川・立岩[1998])でそのことを言っている★03。対談の時に読んでいた文献は、全国ハンセン氏病患者協議会編[1977]、全生園で研究会を行なった時に入手した全国ハンセン病患者協議会[1988-]。とくに後者はたいへん興味深いものと思った。それから一五年以上が経った。そのかん研究はなくはなかったようだが、もっとなされたらよいと思う★04。この連載の第九八回で以上を述べた。」
投稿日:2022/06/06
修正日:2022/06/06