◇作業メモ
20250310→読書会をしようということで、酒井さんについての関連著作をまとめることにした。以下は作業途中。村上さんのデータと統合したいが、いまのところできていない。
■著作
〇『自由論:現在性の系譜』(青土社、2001年)
〇『暴力の哲学』(河出書房新社、2004年→2016年=文庫、河出文庫)
〇『通天閣:新・日本資本主義発達史』(青土社、2011年)
〇『ブルシット・ジョブの謎:クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』(講談社現代新書、2021年)
〇『賢人と奴隷とバカ』(亜紀書房、2023年)
〇『スネーク・ピープル: ジグザグデモ、あるいは戦術の系譜』(洛北出版、2025年)
■分担等
〇酒井隆史 20230601 「負債と約束―― 戦前大阪の都市下層社会における貸し借りの論理からみる」,佐久間寛編 『負債と信用の人類学──人間経済の現在』,以文社
〇酒井隆史・栗原康・神長恒一 2024 「鼎談1 酒井隆史+栗原康+神長恒一「資本主義の外への想像力と生の躍動」」」」」,神長恒一・ペペ長谷川 『だめ連の資本主義よりたのしく生きる』,現代書館:不詳
〇小倉利丸・小倉虫太郎・酒井隆史 1998 「アントニオ・ネグリとは誰か」 『現代思想』26(3): 70-80.
〇不詳 2016? 『民衆闘争テーゼ 酒井隆史 × 矢部史郎 対談』,https://ira.tokyo/item/zine/1902/
■編著
〇酒井隆史編 2024 『グレーバー+ウェングロウ『万物の黎明』を読む:人類史と文明の新たなヴィジョン』(河出書房新社、2024年=責任編集)
〇酒井隆史・山下 雄大編 2025 『エキストリーム・センター』,以文社
―酒井隆史「「資本主義を語ろうとしないものは、ファシズムについても口をつぐまねばならない」──『エキストリーム・センター』序文
■翻訳
〇スラヴォイ・ジジェク『否定的なもののもとへの滞留:カント、ヘーゲル、イデオロギー批判』田崎英明共訳、太田出版、1998年→筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2006年
〇アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『〈帝国〉:グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』(以文社、2003年=水嶋一憲ほか共訳)
〇サラ・ミルズ『ミシェル・フーコー』(青土社、2006年)
〇アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『ディオニュソスの労働:国家形態批判』(人文書院、2008年=原豊・崎山政毅共訳)
〇シャンタル・ムフ『政治的なものについて:闘技的民主主義と多元主義的グローバル秩序の構築』(明石書店、2008年=酒井隆史監訳・篠原雅武訳)
〇ミッドナイト・ノーツ・コレクティブとその友人たち『金融恐慌からコモンズへ:資本主義の現在的批判のために』(以文社、2009年=高祖岩三郎・木下ちがや共訳)
〇マイク・デイヴィス『スラムの惑星:都市貧困のグローバル化』(明石書店、2010年=酒井隆史監訳・篠原雅武・丸山里美共訳)
〇デヴィッド・グレーバー『負債論:貨幣と暴力の5000年』(以文社、2016年=酒井隆史監訳・高祖岩三郎・佐々木夏子訳)
〇デヴィッド・グレーバー『官僚制のユートピア:テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則』(以文社、2017年)
〇デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ:クソどうでもいい仕事の理論』(岩波書店、2020年=芳賀達彦・森田和樹共訳)
〇ピエール・クラストル『国家をもたぬよう社会は努めてきた:クラストルは語る』(洛北出版、2021年=芳賀達彦・森田和樹共訳)
〇デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ(David Wengrow)『万物の黎明:人類史を根本からくつがえす』(光文社、2023年)
〇ピーター・フレイズ『四つの未来:〈ポスト資本主義〉を展望するための四類型』(以文社、2023年)
※ ここまでWikipediaを参考に作成⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%92%E4%BA%95%E9%9A%86%E5%8F%B2
■ウェブ記事
□インタビュー
【以文社】
〇20231218 「「「だれがみずから自由を手放すだろうか」──2010年代と現在をめぐって 酒井隆史インタビュー」,以文社=https://www.ibunsha.co.jp/contents/sakaispecial02/
「──そうした言説が日本の1968年に対する反動の一環としてあらわれた。
酒井 そうおもいます。あの社会学者によって書かれた分厚い日本の1968年論は典型的です。『賢人と奴隷とバカ』でも、すこしふれていますが、世界的にはネオリベラリズムの浸透とそれに対する左派の順応の過程──左派の「リベラル化」とここではまとめます──で起きている、諸領域にわたる「歴史の書き直し」が問題になって、それとの格闘がひとつの焦点です。フランス革命からレジスタンス、1968年などが、近代史のさまざまな地点の意味が重要な知的アリーナになっている。
ところが、日本では歴史修正主義というと、15年戦争、とりわけ従軍慰安婦をめぐる言説に集中する傾向があります。それによって、こうした歴史認識全体で起きている動向がみえなくなっていて、たとえば1968年をめぐる言説でなにが起きているのかもみえにくくなっているようにおもいます。これはもちろん、日本におけるエキセン現象の強度と関係しています。」
〇酒井隆史 2019 「ピープルのいないところにポピュリズムあり?——「健全な病理」としてのポピュリズム」,以文社=https://www.ibunsha.co.jp/tag/%E9%85%92%E4%BA%95%E9%9A%86%E5%8F%B2/page/2/
〇酒井隆史・矢部史郎 2021 「グレーバーが示したオルタナティブの可能性<デビッド・グレーバー追悼対談:酒井隆史×矢部史郎>」,HARBOR BUISINESS Online https://hbol.jp/236297/2/
□ほか
〇講談社現代新書の連載(複数あり)→https://gendai.media/list/author/takashisakai?imp=0
■解説
〇酒井隆史 2016 「酒井隆史「一九六八年 持続と転形」」=津村 喬 2016 『横議横行論 (革命のアルケオロジー)』,航思社,不詳下記はAmazonの紹介文から引用。
「現代日本でも、ここしばらくのあいだ、はっきりと「一九六八年」を否認し、
左派勢力総体を、人道主義、リベラリズム、人権、ナショナリズムへの回帰のほうへと主導している知的動きの先頭に、社会学者が加担していることをおもえば、その言説政治の動きも世界的に同時的な動きとして理解できるはずであり、わたしたちの課題もおのずと浮上してくるだろう。」
〇酒井隆史・藤倉達朗 20230602 「価値とプレイ───グレーバー『価値論』から『万物の黎明』へ」
「グレーバーはその生涯を通じて人類学におけるポストコロニアリズムへの厳しい批判者でした。みずからの学問的責務を放棄して、ブルジョア的モラリズムにふけり、人類学を自滅の際(きわ)までつれていった、と。その態度は、最後の単著『啓蒙の海賊』(原題:Pirate Enlightenment, or the Real Libertalia, 2023)まで保たれていて、そこで試みられている歴史記述自体が、それへの対抗となっています。」
■音声・動画
〇酒井隆史・中川大地「遊戯史観から考える『万物の黎明』 遊びの中にこそ文明を動かしていくエンジンがある!」,「未来に残したい授業」,https://www.youtube.com/watch?v=-uljzXO1XJ0
■言及
〇山本 崇記 20040530 「「三・二〇」から「五・三〇」へ――『暴力の哲学』(酒井隆史,二〇〇四,河出書房新社)の書評という形で」,『UNDER GROUND』03:-
■他
- Arsvi.com(作成=村上潔) http://www.arsvi.com/w/st01.htm
※注:本ページよりも村上先生作成のこのページのほうが網羅的に関連業績を見ることができます。ただし、更新が止まっています。 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%92%E4%BA%95%E9%9A%86%E5%8F%B2
■年表
1965年 生まれ
早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了
投稿日:2025/03/10
修正日:2025/03/10 -> 2025/09/09